

「高卒だけど簿記2級って取れる?」

「働きながら取れるか不安だよ…」

私も高卒で工場勤務時代に取れるか不安でいっぱいだったよ!

今回はそんな私が実際に簿記2級を取得できた実体験を教えるね!
「高卒だけど簿記2級って取れるか不安・・・」
「働きながら勉強時間を確保できるか不安・・・」
「独学と通信講座どっちがいいかわからない・・・」
私も当時まったく同じことで悩みました。
実際に私は高卒・工場勤務の状態から、
153時間の勉強で日商簿記2級に合格しました。
その後、
簿記2級を武器に、未経験で業界アジアNo.1のプライム上場企業の本社経理へ転職。
「高卒でも取れる?」
「働きながら受かる?」
そんな不安がある方へ、
実際に合格した方法をまとめます。
この記事で分かること
- 高卒・工場勤務から簿記2級に合格した勉強法
- 実際にかかった勉強時間(153時間)
- 工業簿記が理解しやすかった理由
- 1か月で3回受験した考え方
- 独学と通信講座の違い
当時のスペック(高卒・工場勤務・簿記3級)
・高卒
・工場勤務(フルタイム)
・簿記3級を昔取っただけ
・経理経験なし
・仕事は毎日残業
・平日は帰宅後に勉強
こんな私でも簿記2級が受かるのかとても不安でしたが、工場勤務から理想の働き方ができる経理になりたいという強い意識を持ち、挑戦を決意しました。
合格までにかかった勉強時間は153時間
| 動画視聴 | 32時間 |
| 練習問題 | 51時間 |
| 過去問・模試 | 70時間 |
| 合計 | 153時間(約3〜4か月) |
実際にやった勉強法(独学)
「簿記2級を取りたいが勉強方法が分からない・・・」と悩んでいませんか?
ここからは、私が実際に簿記2級を取得した勉強法を紹介します。
①CPAラーニングやYouTubeなどの無料解説を見る
勉強法の1つ目は動画で「基礎を学ぶ」ことです。
今の時代はCPAラーニングやYouTubeなどでも質の高い解説を見ることができます。
簿記は専門用語や考え方が多いので、ある程度基礎を理解することが重要なので、動画を視聴しながら少しずつ覚えましょう。
※この段階ですべてを覚える必要はありません。
社会人は勉強時間がないので、ある程度基礎力がついた後は実践に行きましょう。
②練習問題を解く
勉強法の2つ目は、「練習問題を解く」です。動画を視聴しただけでは本番のようなレベルの高い問題を解くのはとても難しいです。そのため簡単な練習問題を解き、考え方や計算方法など答えを導く過程を頭に定着させてください。
簿記の本番ででてくる問題は、学んだことの集大成(連結試算表など)です。基礎の段階で1つ1つ自分で解けることが近道になります。
③ひたすら過去問・予想問題
勉強法3つ目は「ひたすら過去問・予想問題を解く」です。
練習問題がある程度解けるようになった後はひたすら過去問や予想問題を解きます。
簿記の試験は全く同じ問題は出ませんが、大枠で出てくる問題は絞ることができます。細かい論点も大事ですが、効率重視のため本番レベルの問題を解き続けることにより、新しい問題がでてきても8割ほど解けるようになってきます。100点を目指さずに、合格点の70点を取れるよう得意なところは絶対に取る勢いで行きましょう。
もしこの時点で自信が無い論点が出てきた場合はその都度勉強法1に戻り、理解を深めてください。そうすることにより、自然と動画をぼーっと見る時間が減っていき、実践的で効率的な勉強法が実現できます。
工場勤務だったから工業簿記は理解しやすかった

正直、私は商業簿記より工業簿記の方が理解しやすかったです。
理由はシンプルで、実際に工場で製品を作っていた経験がそのままイメージにつながったから。
簿記の勉強を始める前は「工業簿記って難しそう」と思っていました。でも実際に学んでみると、「これ、普段の仕事で見ていたものだ」と感じることが多く、意外と頭に入りやすかったです。
1.材料費は製品を作るために直接使うもの
工場では、製品を作るためにいろいろなものを使います。
- ボルトなどの消耗品
- 金属などの製品の形になる前の材料
- 電子部品
- 油
簿記で「材料費」と出てきたときも、「ああ、あの部品代のことか」とすぐイメージできました。
実際に現場で製品を作っていたので、「この材料を使って、この製品が完成する」という流れがそのまま頭に浮かびやすかったです。
工場で働いていない方でもイメージしやすく言うと、たとえばパン屋さんなら、
- 小麦粉
- バター
- イースト
- チョコチップ
など、パンを作るために必要な材料そのものが材料費です。パンを1つ作るにも材料が必要なように、
工場でも製品を1つ作るために材料が必要です。
なので私は、「材料費=製品を作るために直接使うもの」と考えると理解しやすかったです。
2.直接費はどの製品にかかったかがはっきり分かるもの
私は実際に製造ラインで製品づくりに関わっていたので、
- この部品はA製品にのみ使う→直接材料費
- A製品をずっと作り続ける担当→直接労務費
- A製品の金型を他の業者に依頼する→直接経費
という感覚がありました。なので、「どの製品にかかったかがはっきり分かるもの=直接費」と自然に理解できました。
3.間接費は「製品には必要だけど、特定できない費用」
「間接費」は最初少し抽象的でした。でも2社目で、生産技術のメンテナンス部門にいた経験がかなり役立ちました。
担当していたのは
- 工場の水
- ボイラー
- 電気
- 設備の維持管理
など。これって、製品を作るうえで絶対必要です。でも、「この製品だけに使った」とは言い切れません。
たとえば電気も、工場全体で使っています。ボイラーも、複数の設備で使います。
そこで製品を作るには必要だけど、その製品にだけ使っていることがわからないものが「あ、これが製造間接費なんだ」とつながりました。
4.「按分」の考え方も現場だと分かりやすかった
簿記では、製造間接費を
- 使用量
- 作業時間
- 人数
などの基準で分ける「按分(あんぶん)」が出てきます。最初は漢字も難しく感じますが、
考え方自体は意外と身近です。
たとえば賃貸マンションでも、「マンション全体の水道代や電気代を、各部屋の使用分に分けて払う」ケースがあります。
また、電力会社と管理会社がまとめて契約していて、「建物全体の使用量の中から、自分が使った分だけ支払う」という仕組みもあります。
これって、「全体でかかった費用を、それぞれの利用分に分ける」という意味で、按分とかなり似ています。
工場でも同じで、たとえば
- 工場全体の電気代
- 水道代
- ボイラーの燃料費
は必要な費用です。でも、「この製品だけに使った」とは言い切れません。だから、
- どの設備がどれだけ使ったか
- どのラインがどれだけ動いたか
- どの部署がどれだけ関わったか
などを基準に分けます。私は生産技術で
- 水
- ボイラー
- 電気
の管理にも関わっていたので、「あ、これって工場全体でかかった費用を分ける考え方なんだ」とつながって理解しやすかったです。

工場経験があったからこそ、「暗記」ではなく「実際の仕事」として理解できたのはかなり大きかったよ!
1か月で3回受験して、簿記2級に合格した
私は簿記2級を合格するまでに、1か月のあいだに合計3回ネット試験を受けました。
結果はこうです
- 1回目:34点
- 2回目:34点
- 3回目:86点(合格)
数字だけ見るとかなり差がありますが、
自分の中では「急に実力が伸びた」というより、
“得点できる状態まで仕上げたうえで、出題との相性が合った”
という感覚でした。
では、なぜ短期間で受け続けたのか。
理由は3つあります
① 点数が低くても自信をなくさなかった
最初の2回は34点でした。合格点(70点)には届いていないので、数字だけ見るとかなり厳しいです。
ただ、実際に解いた感覚としては「全くわからない」ではありませんでした。むしろ、
- 見たことがある
- 勉強した
- あと少しで思い出せそう
という問題が多かったです。点数を落とした原因も、「なんとなくで覚えていた」部分が多かった印象でした。なので私は、
これは無理なんじゃなくて、理解をもう一段深めれば届く
と考えて、挑戦を続けました。
② 記憶が薄れる前に受けたかった
他の資格試験だと、
- 半年に1回
- 年に1回
というケースもあります。そうなると、せっかく覚えた内容を忘れてしまうリスクがあります。その点、簿記2級はネット試験があるので、空きがあれば比較的すぐ受けられます。
私は落ちたあと、「次の休みにもう一度受けよう」と決めていました。短期間で続けて受けることで、
- 苦手だった論点
- 試験の時間配分
- 緊張感
をそのまま次に活かせたのは大きかったです。
③ 自分の得意分野が出るまで挑戦した
簿記2級は範囲が広いです。覚えることも多いので、毎回すべてが同じように出るわけではありません。でも最終的には、
- 精算表
- 財務諸表
- 原価計算
など、ゴールはある程度決まっています。だから私は「得意分野でしっかり点を取れる状態を作る」ことを意識しました。特に工業簿記は得点源にしていました。
そして、自分が解きやすい問題が出たときにしっかり取り切る。
この考えで挑戦し続けた結果、3回目で86点を取ることができ合格することができました。
注意:短期受験が合う人・合わない人はあります
ここは正直に伝えたいです。短期間で何度も受ける方法は、私には合っていました。
ただし、
- 毎回受験料がかかる
- 休みの日を使う
- 落ちるとメンタルが削られる
というデメリットもあります。なので「できるだけ一発で受かりたい」という方は、最初から通信講座で理解を深めてから受ける方が、結果的にコスパがいいケースもあります。
独学で合格できたけど、今ならこうすると思う
私は無料動画と過去問中心で独学合格しました。実際に合格できたので、独学は十分可能です。
ただ今振り返ると、
「最初から体系的に学べていたら、もっと短時間で受かったかも」
とも思います。特に
- 商業簿記の論点整理
- 苦手分野の理解
- 問題演習の順番
は講座の強みです。そこで、
簿記2級取得者の目線でおすすめできる講座をまとめました。
こんな方は、独学より通信講座の方が進めやすいと思います。
✓ 最短で受かりたい
✓ 商業簿記でつまずいている
✓ 勉強の順番に迷いたくない
✓ 働きながら効率よく進めたい
簿記2級取得者がおすすめする通信講座3選はこちら:
まとめ|高卒・工場勤務でも簿記2級は十分目指せる
私は高卒・工場勤務の状態から、153時間の勉強で日商簿記2級に合格できました。
実際に振り返ると、合格できた理由はこの3つだったと思います。
- 動画で基礎を学び、問題で手を動かした
- 工場経験が工業簿記の理解につながった
- ネット試験を活かして短期間で挑戦した
もちろん独学でも合格は可能です。ただ、実際に勉強してみて
- 商業簿記でつまずいた
- 勉強の順番に迷った
- 「この理解で合っている?」と不安になった
場面も多くありました。なので、
できるだけ効率よく進めたい方
働きながら最短で合格を目指したい方
は、通信講座を使うのもかなり有効だと思います。私自身、「最初から知っていたらもっと早く受かったかも」と感じた部分もありました。
高卒でも、働きながらでも、
簿記2級は十分目指せます。
当時の私と同じように悩んでいる方の参考になればうれしいです。

努力をすれば受かる試験だからみんなも一緒に頑張って合格して人生をより良くしていこう!
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よくある質問
Q. 高卒でも日商簿記2級は取れますか?
はい。私自身、高卒・工場勤務の状態から独学で合格できました。
Q. 簿記2級は何時間くらい必要?
私は153時間でした。
ただし商業簿記・工業簿記の経験によって変わります。
Q. ネット試験は何回でも受けられる?
会場の空きがあれば比較的早く受験できます。短期間で復習→再受験しやすいのがメリットです。
Q. 簿記3級なしでも2級から受けられる?
3級を合格しなくても2級から受けることは可能です。
しかし、専門用語や考え方など躓く部分も多いので、3級取得後すぐに2級に挑戦する方法をおすすめします。
試験日程や受験方式の最新情報は、日本商工会議所も確認しておくと安心です。
