「工場勤務ってどこも同じじゃないの?」
そう思っている人も多いかもしれません。
しかし私は高卒で約10年間工場勤務を経験し、
- ロボット製造工場
- 油圧機器工場
- 素材メーカー
で働いてきました。
その中で強く感じたのは、
🔴 工場は会社名よりも配属先で天国にも地獄にもなる
ということです。
実際に、
空調完備で快適な工場もあれば、
40℃を超える環境で働く工場もありました。
この記事では、私が実際に経験した3つの工場を比較しながら、
- 工場による環境の違い
- 働きやすい工場の特徴
- 入社前に確認すべきポイント
を解説します。
先に結論
工場選びで最も重要なのは、
❌ 会社名
ではなく、
⭕ 実際に配属される工場や部署
です。
私自身、同じ会社の中でも働きやすさが大きく違うことを経験しました。
入社後に後悔しないためにも、工場見学は必ず行うことをおすすめします。
私が経験した3つの工場
| 工場 | 特徴 | 快適度 |
|---|---|---|
| ロボット製造工場 | 空調完備・綺麗 | ★★★★★ |
| 油圧機器工場 | 暑い・油汚れ | ★★★☆☆ |
| 素材メーカー | 高温・高危険 | ★☆☆☆☆ |
ロボット製造工場|最も働きやすかった
仕事内容
- ロボットの組立
- 梱包
- クレーム対応
良かった点
- 空調完備
- 作業環境が綺麗
- 自動化が進んでいる
- 粉塵や高温環境が少ない
大変だった点
- 生産状況によって忙しい時期がある(三交代や4時間残業)
- 機械音が大きい
体験談
入社前は、
「工場=汚い・暑い」
というイメージを持っていました。
しかし実際は想像以上に綺麗で、工場勤務に対する印象が大きく変わりました。
工場勤務のスタートがこの職場だったからこそ、私は10年間工場で働き続けられたのかもしれません。
油圧機器工場|同じ会社でも全然違った
仕事内容
- NC旋盤オペレーター
- 検査業務
良かった点
- 機械操作の技術が身につく
- 日勤中心(部署によっては2交代)
- モノづくりの実感がある
大変だった点
- 夏場はかなり暑い
- 切削油で汚れる
- 工場が古い
- 照明が暗い
体験談
最も驚いたのは、同じ会社なのにここまで環境が違ったことです。
空調や設備の新しさによって、働きやすさは大きく変わります。
この経験から、
🔴 「大手企業だから働きやすいとは限らない」
と感じました。
素材メーカー|最も過酷だった環境
仕事内容
- 電気設備保全
- ユーティリティ設備管理
大変だった点
- 炉周辺40℃以上
- 炉上部70℃近い環境
- 狭所作業
- 高圧電気設備
- 粉塵
- 有毒物質
体験談
呼吸をするだけで苦しい環境の日もありました。
空調服や塩分補給はありましたが、身体への負担は非常に大きかったです。
特に炉の上部での作業では、高温環境のため空調服を脱いで作業することもありました。
また、設備内部や設備下の狭い空間で、中腰のまま作業することも少なくありません。
高圧電気設備も扱うため、作業を誤れば重大災害につながる可能性があります。
常に緊張感を持って作業していました。
出張や工場見学で感じたこと
私は実際に働いた3つの工場以外にも、出張や工場見学を通じて様々な工場を見る機会がありました。
もちろん実際に働いたわけではないため見える範囲は限られます。
それでも、工場による違いは非常に大きいと感じています。
精密機械の町工場
比較的小規模な精密機械の町工場では、社員同士の距離が近くアットホームな雰囲気でした。
一方で、
- 人手不足
- 教育体制が不十分
- 最新設備が少ない
といった課題も感じました。
ただし、
若手でも新しいことに挑戦しやすい環境だったため、成長機会は多いように感じました。
超大手の自動車工場
出張で訪れた超大手自動車工場では、これまで見た工場とは規模感が全く違いました。
特に印象的だったのは、
- 自動化が進んでいる
- 整理整頓が徹底されている
- 安全ルールが非常に厳しい
という点です。
また、
作業服も非常に綺麗で、通路の歩き方や工具の置き方まで標準化されていました。
現場全体から、
「無駄をなくす仕組み」
が徹底されていることを感じました。
別の大手素材メーカー
別の素材メーカーを見学した際には、クリーンルーム内で製品を製造していました。
入室するためにはクリーン服を着用する必要があります。
私が経験した高温環境の素材メーカーとは全く異なり、
同じ素材メーカーでも環境が大きく違うことに驚きました。
この経験からも、
🔴 「業界が同じだから環境も同じ」とは限らない
と感じました。
結局、工場は実際に見ないと分からない
これまで様々な工場を見てきましたが、同じ製造業でも環境は大きく異なります。
- 空調完備で快適な工場
- 油で汚れる工場
- 高温環境の工場
- クリーンルームの工場
- 自動化が進んだ工場
- 人の手で作業する工場
どれも同じ「工場勤務」です。
そのため、求人票だけで判断するのではなく、必ず工場見学を行うことをおすすめします。
実際に現場を見ることで、働くイメージがかなり具体的になります。
工場見学で確認したいポイント
環境面
✅ 室温
✅ 騒音
✅ 臭い
✅ 粉塵
✅ 油汚れ
✅ 作業姿勢
✅ 重量物の有無
人間関係
✅ 挨拶があるか
✅ 整理整頓されているか
✅ 怒号が飛んでいないか
✅ 通路に物が放置されていないか
✅ 定時後に人が大量に残っていないか
私の経験上、整理整頓ができている工場は比較的働きやすい傾向があります。
工場勤務で得られた経験は今も役立っている
工場勤務は決して悪い仕事ではありません。
実際に私は工場勤務を通して、
- 改善活動
- リーダー経験
- 設備保全の知識
- 他部署との調整経験
- モノづくりの流れの理解
を身につけました。
これらの経験は、現在の経理業務でも活かされています。
例えば、
改善活動は業務改善に、
設備保全で行っていた計画業務はスケジュール管理・システム導入に、
他部署との調整経験は折衝業務に活きています。
そのため、私は工場勤務そのものを否定するつもりはありません。
ただし、働く環境によって働きやすさは大きく変わります。
だからこそ、会社名だけで判断せず、実際の現場を見ることが重要だと思います。
まとめ
私は約10年間の工場勤務で、
- ロボット製造工場
- 油圧機器工場
- 素材メーカー
を経験しました。
さらに、出張や工場見学を通じて様々な工場を見る機会もありました。
その結果、
🔴 工場は会社名ではなく、実際に働く工場や部署によって大きく変わる
というのが私の結論です。
同じ工場勤務でも、
- 空調完備で快適な職場
- 油まみれになる職場
- 40℃を超える過酷な職場
が存在します。
入社後に後悔しないためにも、必ず工場見学を行い、自分の目で職場環境を確認することをおすすめします。
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