この記事で分かること
- 転職エージェントを、求人紹介以外にどう使い倒すか
- 複数のエージェントを使い分ける理由
- 給与交渉・内定後の調整で、エージェントに任せた方がいいこと
結論|エージェントは「求人を紹介してもらうだけの窓口」ではない
私は2回の転職で、どちらも未経験の職種でしたが、合計10社内定をもらい、そのうち8社の上場企業から内定をもらうことができました。
その2回の転職活動を通じて、合計5社以上の転職エージェントに登録し、実際に
- 面談
- 求人紹介
- 書類添削
- 面接対策
- 条件交渉
まで経験しました。
その理由の一つが、転職エージェントを「求人紹介サービス」以上のものとして使っていたことです。
書類作成や面接対策のテクニックは別記事でまとめているので、この記事では、エージェントという仕組みそのものをどう使い倒したかを紹介します。
| 使い方 | 多くの人 | 私 |
|---|---|---|
| 求人紹介 | ○ | ○ |
| 書類添削 | △ | ○ |
| 面接練習 | △ | ○ |
| キャリア整理 | × | ○ |
| 企業情報収集 | × | ○ |
| 給与交渉 | × | ○ |
| 入社日調整 | × | ○ |
求人紹介だけで使うと60点、ここまで使い倒して初めて120点、というイメージです。
おすすめの関連記事はこちら
・転職の書類作成についてはこちら:【上場企業2回転職の実体験】未経験の志望動機の書き方|書類通過率が上がった3つの型
・自分の希望を叶えるロードマップはこちら:【上場企業2回転職の実体験】未経験面接で通過率が5〜7割になった回答テンプレ
・未経験で転職するなら?おすすめ転職エージェント5選【経験者が語る】
使い方①|複数社を併用して、自分に合うところを見つける
転職エージェントには、
- 業界特化型
- 未経験に強い型
- 大手総合型
など、それぞれ得意分野があります。
1社だけに絞ると、その担当者との相性がすべてになってしまいます。
私は最初から「比較する前提」で複数社に登録し、話しやすさや提案内容を見ながら残す会社を決めていました。
特に未経験転職では、
- 希望を丁寧に聞いてくれるか
- 未経験向け求人を持っているか
- 面接対策まで伴走してくれるか
で満足度がかなり変わります。
まずは2〜3社登録し、「この人なら相談しやすい」と思える担当者を見つける感覚で使うのがおすすめです。
使い方②|「人生相談」として使う
エージェントは、数え切れないほどの求職者を見てきています。未経験転職に強い担当者ほど、キャリアの悩み整理が上手です。
転職活動では、
- 今の仕事で何がつらいのか
- 何を変えたいのか
- 将来どんな働き方をしたいのか
を整理しないまま求人を見始めると、どこも良く見えてしまいます。
私は面談でかなり踏み込んだ相談をしていました。
実際、私は「ライン作業に戻るべきか、設備保全を続けるべきか、それとも経理へ挑戦するべきか」というキャリアの方向性から、管理部門ごとの特徴、リモート勤務やフレックス制度など働き方の理想まで、かなり幅広く相談していました。
人に話すことで、自分の考えは驚くほど整理されます。
結果として、
- 「何から逃げたいのか」
- 「何を手に入れたいのか」
が明確になり、応募先選びで迷いにくくなりました。
使い方③|企業担当者から、面接前に情報を引き出す
エージェントによっては、求職者担当とは別に企業担当者がいます。
この担当者から事前情報を聞けると、面接対策の質が大きく変わります。
私が実際に確認していたのは、次のような内容です。
- 面接官の役職・性格(部長か、現場責任者か、話しやすいタイプかなど)
- 過去にどんな人が内定を取っているか
- 今回の募集が出ている理由
特に3つ目の「なぜこの募集が出ているのか」は必ず聞いていました。
例えば、
- 前任者退職による欠員
- 組織拡大
- 子会社増加
- 新規ポジション
- 未経験を育成したい
など、理由によって面接で強調すべき点が変わるからです。
この情報を踏まえて志望動機や自己PRを調整できたのは、かなり大きかったです。
(具体的な受け答えの作り方は、面接対策の記事で詳しく紹介しています。)
おすすめの関連記事はこちら
・面接の通過率が上がった回答テンプレはこちら:【上場企業2回転職の実体験】未経験面接で通過率が5〜7割になった回答テンプレ
使い方④|給与交渉は、自分で言わずにエージェントに任せる
内定を複数もらえるようになると、最後に出てくるのが条件交渉です。
自分から給料の話をするのは、正直かなり気を使います。
私は条件面の相談をするとき、直接企業へは言わず、エージェント経由で伝えてもらっていました。
その際のスタンスは、
「未経験なので最低限で大丈夫です」
ではなく、
「未経験ですが、これまでの経験を踏まえて可能な範囲でご評価いただけると嬉しいです」
という伝え方でした。
未経験でも、
- 工場経験
- 設備保全経験
- 改善活動
- 資格取得
など、評価材料はあります。
「未経験だから安くて当然」と考えすぎず、未経験のレンジの中で上を目指す意識は持っておいた方が良いと思います。
使い方⑤|内定後の日程調整も、エージェントの強み
内定が出ても、すぐ入社できるとは限りません。
- 引き継ぎ
- 有給消化
- 引越し準備
- 休養
などで1〜2か月必要になることもあります。
企業へ直接相談すると言いづらい内容でも、エージェントが間に入るとかなりスムーズです。
私は実際に、
- 現職の退職日
- 有給消化期間
- 入社希望日
をエージェント経由で調整してもらい、企業側とも円満に日程を合わせることができました。
エージェントとの相性が悪いと感じたら、遠慮なく変えていい
ここまで「使い倒す」ことをおすすめしましたが、担当者との相性は本当に大事です。
次のような状態が続くなら、変更を検討して大丈夫です。
- 返信が極端に遅い
- 希望と違う求人ばかり送ってくる
- 話をよく聞かず、応募ばかり急かしてくる
私も途中で「この担当者とは合わないな」と感じたことがありました。
複数社を併用していたので、無理に我慢せず他社へ切り替えることができました。
エージェントは「選ばれる側」ではなく、こちらも選ぶ側だと思って大丈夫です。
まとめ|エージェントを「使い倒す」意識を持つ
転職エージェントは、求人を紹介してもらうだけの存在ではありません。
- 複数社を比較する
- キャリア整理に使う
- 企業情報を集める
- 面接対策を深める
- 給与交渉を任せる
- 入社日を調整する
ここまで使い倒せると、一人で転職活動をするよりかなり有利に進められます。
未経験転職を考えているなら、まずは登録してみて、担当者との相性を確認しながら少しずつ活用範囲を広げてみてください。
実際に使ったエージェントごとの評価や、面談で聞かれた質問一覧、条件交渉の実例など、より具体的なテンプレートについては、今後まとめて紹介する予定です。
そして、「まずは面談だけ受けて、自分の市場価値や選択肢を確認してみる」という使い方でも十分価値があります。
おすすめの関連記事はこちら
・未経験で転職するなら?おすすめ転職エージェント5選【経験者が語る】
・未経験で経理に転職したい人はこちら:【未経験で経理転職を成功させる方法】高卒・工場勤務からプライム上場企業へ転職した実体験
・自分の希望を叶えるロードマップはこちら:【高卒・工場勤務から本社経理へ】プライム上場企業の未経験転職を2回成功させたロードマップ
