「設備保全はやめとけ」と言われる理由
「設備保全はやめとけ」
ネットで検索すると、このような意見を見かけます。
確かに設備保全は、
- 夜勤や三交代勤務
- 設備トラブル対応
- 高温環境
- 危険作業
など大変な面があります。
私自身、製造職から設備保全へ転職し、
- 電気設備保全
- ユーティリティ設備保全
- 三交代勤務
を経験しました。
入社時の年収は約380万円。
2年目には約450万円になりました。
その経験から言うと、
🔴 設備保全はおすすめできる仕事ですが、覚悟も必要な仕事です。
この記事では実際に働いた経験をもとに、本音で解説します。
先に結論
設備保全は、
✅ 手に職がつく
✅ 転職市場で強い
✅ 給料も比較的高い
仕事です。
一方で、
❌ 暑い
❌ 汚れる
❌ 危険がある
❌ 夜勤や呼び出しがある
というデメリットもあります。
楽な仕事を探している人には向きません。
しかし、
技術を身につけたい人にはおすすめできる職種です。
私の設備保全経験
私は工業高校卒業後、製造職として働いていました。
その後、
- 第二種電気工事士取得
- 第一種電気工事士試験合格
を経て設備保全へ転職しました。
設備保全では、
まず電気設備保全として働き、
その後は三交代勤務のユーティリティ設備保全を担当しました。
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設備保全の仕事内容
電気設備保全
私が最初に担当したのは電気設備保全です。
主な業務は、
- モーター交換
- センサー交換
- 制御機器交換
- シーケンス制御の改造
- 点検
- 故障対応
などでした。
単なる修理だけではなく、
設備を改善したり改造したりする仕事もあります。
ユーティリティ設備保全
その後、
工場全体を支えるユーティリティ設備を担当しました。
具体的には、
- 電気
- 水
- 圧縮空気
- 蒸気
などです。
生産設備ではありませんが、
これらが停止すると工場全体が止まります。
まさに工場の心臓部分です。
また三交代勤務では、
夜勤や深夜勤務中に生産設備の一次トラブル対応も行っていました。
責任の大きい仕事だったと思います。
設備保全の良かったところ
年収が比較的高い
未経験入社時は約380万円でした。
2年目には約450万円まで上がりました。
製造職時代と比較すると収入は増えました。
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福利厚生が充実していた
勤務していた会社では、
- 食堂1食約300円
- 寮は1万円台
- 既婚者向け借上社宅制度
- カフェテリアプラン
などがありました。
大企業だったこともあり、
福利厚生はかなり手厚かったです。
技術が身につく
設備保全では幅広い知識が身につきます。
電気
- 制御回路
- シーケンス制御
- 高圧電気
など。
設備
国内外の様々な設備の構造や仕組みを学べます。
ユーティリティ
- ボイラー
- コンプレッサー
- ポンプ
- 受変電設備
など。
工場全体へエネルギーを供給する仕組みを学べました。
転職市場で強い
経理へ転職活動をした際も、
転職エージェントから
「設備保全経験は非常に評価されます」
と言われました。
また、
製造業の経理職へ応募した際も、
経理ではなく設備保全や生産技術として採用したいと言われたことがあります。
それほど需要の高い仕事です。
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設備保全の大変だったところ
夏は本当に暑い
設備保全として勤務していた素材メーカーでは、
炉周辺で作業することがありました。
室温は40℃以上。
炉の上では70℃近くになることもあります。
呼吸するだけで苦しい環境の日もありました。
炉上では空調服を着用できない場所もあり、
身体への負担はかなり大きかったです。
危険と隣り合わせ
設備保全では高圧電気設備を扱います。
実際に私も、
制御盤内部で作業していた際、
見えにくい場所に400Vが通っていることに気づき、
冷や汗をかいた経験があります。
また、
炉上で長時間作業を行い、
暑さで吐き気を感じたこともありました。
もちろん安全対策は徹底されています。
しかし、
設備保全が危険と隣り合わせの仕事であることは事実です。
夜勤・三交代勤務
ユーティリティ設備保全では三交代勤務でした。
私の勤務先では、
朝勤・昼勤・夜勤・休み
を2日ごとに繰り返す勤務体系でした。
生活リズムは崩れやすく、
慣れるまで大変でした。
夜中に設備トラブルの対応
三交代勤務では、
深夜2時や4時に
「設備が止まりました」
と電話が来ることもあります。
現場へ向かい、
図面を確認しながら原因を調査します。
設備が復旧しなければ生産が止まるため、
プレッシャーも大きい仕事でした。
残業が多い
設備保全は現場作業だけではありません。
忙しい日は一日中保全作業を行い、
定時後に
- 報告書
- 事務処理
- 計画作成
などを行います。
私の職場では平均残業時間は月30時間程度でした。
最も達成感があった仕事
設備保全で最も達成感があったのは、
未経験で入社した頃に担当した設備改造です。
製造部門との打ち合わせから始まり、
- 計画作成
- 部品手配
- 改造作業
- 試運転
まで担当しました。
教育担当者の力も借りましたが、
最終的に無事成功し、
上司から評価されたことを今でも覚えています。
設備保全は修理だけではなく、
設備をより良くしていく仕事でもあります。
設備保全に向いている人
技術を身につけたい人
手に職を付けたい人には向いています。
問題解決が好きな人
設備保全は原因究明の仕事でもあります。
考えることが好きな人には面白い仕事です。
製造業で長く働きたい人
専門性が高く、
製造業では非常に需要があります。
設備保全に向いていない人
命の危険を感じたくない人
設備保全には危険作業があります。
実際に経理へ転職して感じたのは、
「命の危険を心配しなくていい」
という安心感でした。
夜勤が苦手な人
三交代勤務がある会社も多いです。
ワークライフバランスを最優先したい人
休日の電話対応や緊急対応がある会社もあります。
汚れる仕事が嫌な人
設備保全は現場仕事です。
油汚れや粉塵は避けられません。
設備保全に有利な資格
- 第二種電気工事士
- 第一種電気工事士
- ボイラー技士
- 電験三種
- 危険物取扱者
未経験から目指すなら、
まずは第二種電気工事士がおすすめです。
私自身も取得後に設備保全へ転職できました。
まとめ
設備保全は、
「やめとけ」と言われる理由も理解できます。
実際に、
- 暑い
- 危険
- 夜勤
- 呼び出し
- 残業
など大変な部分はあります。
しかし、
- 手に職がつく
- 転職市場で強い
- 福利厚生が良い会社も多い
という大きなメリットもあります。
私自身、設備保全で身につけた経験は、現在の経理業務でも活きています。
🔴 設備保全は楽な仕事ではありません。ですが、工場でキャリアを築くなら非常に有力な選択肢だと思います。
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